2010年03月03日
あえて苦言〜「U SPIRITS」を読む(その2)
 以前、読売テレビの深夜番組「新橋ミュージックホール」にラーメンズが登場した時の話です。

 若手芸人がネタを見せ、司会のビートたけしさんが寸評するコーナーで彼らが山手線のネタを披露しましたが、それに対するたけしさんの寸評は意外にもダメ出しでした。ただし、それは最大級の賛辞で「いきなりテレビでこのネタやっちゃ、後がきついよ」と言うもの。つまりは彼らのもっとも自信のあるネタを持ってきたと判断したのでしょうが、残念ながらたけしさんの見込みと違い、ラーメンズの引き出しはまだまだあった…と言うエピソード。

 今回、なぜこの話をいきなり持ってきたかと言うと、前回の「U SPIRITS」の続きです。

 この雑誌、創刊号ですが妙な気負いがないか?例えば記事にある「『TVタックル』超常現象スペシャルの裏側」と言うオフィス・トゥー・ワンのプロデューサ氏のインタビュー記事。6ページに渡り同番組の裏側を語っていますが、レギュラー枠で放送されていたワンコーナー時代からの思い出を一気に載せています。

 続いて『インチキ超能力の歴史』としてフーディーニやら明治の千里眼騒動、「ギミア・びれいく」の1円玉にスピリチュアル番組のコールドリーディングなど総花的な上に上っ面をなでただけの内容。それからこの記事に書かれていましたが、いつからジェームズ・ランディーの超能力チャレンジの賞金が「1億ドル」になったんでしょう(笑)。

 それから疑似科学についての記事もありましたが、残念ながらこちらも欲張りすぎ。そのため、「ゲーム脳」を取り上げてもいましたが、どうしても「根拠がないからダメ」って感じで、そもそもの論に対する緻密な反論ではないため、これを妄信するのと同じロジックの反論の様に思えました。

 総じてどの記事も広く浅く文章を書いているために「次」がまとめられるか心配です。これこそが前回に書いた「安っぽいお節」「空回り」って言葉につながると思います。

 ただし、これは以前に書いた「カレー好きの集まる町内」の理論でしかありません。(分からない人は「カレー好きの集まる町内」でこのブログを検索してください)(あと少しだけつづく)





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