2008年11月09日
第7戦は巨人・内海で原監督舞いへ!
(日本シリーズ第6戦、巨人1−4西武、巨人3勝3敗、9日、東京ドーム)また岸にやられた。王手をかけていた巨人は、先発の高橋尚成投手(33)が、背信投で2回降板の大誤算。打線も3日前に完封されたばかりの岸孝之投手(23)に再び抑えこまれた。3勝3敗のタイとなり、9日が最終決戦。左のエース・内海哲也投手(26)を先発に立て、6年ぶりの日本一を奪い取る。G党の悲鳴とため息が、ドームにこだました。3点を負う九回二死一、三塁。鈴木尚が岸の縦に割れるカーブで空振り三振に倒れ、ゲームセット。3勝3敗。西武に逆王手をかけられた。
「まぁ、全体的に攻守ともこっちのいい流れにすることができづらかったということ。あとはきょうはあまりいい材料はないね」
試合後、原監督は悔しさを押し殺し、サバサバした表情で汗をぬぐった。
先発の高橋尚が、一回にいきなり3失点する大誤算。采配(さいはい)も後手後手に回った。2番に抜擢(ばってき)した寺内がバント失敗に併殺打。スタメンに復帰させた李承ヨプ(イ・スンヨプ)も、八回の好機に3球三振に倒れた。
二回に代打の切り札・大道を早くも使ってしまい、野手は16人中15人を動員。それでも四回途中から登板の岸のカーブがまたも打てず。第4戦で完封されたのに続き、なんと14回2/3をゼロに封じられた。
「ミスショットもあったけど、調子自体はいい。あしたが最後の試合だ。ベストを尽くすしかない」
帆足から2安打しながら岸には2打席凡退の主砲ラミレスは、必死に気持ちを切り替えた。そう、9日が最終決戦。開幕から155試合目に日本一をかける。ブルペンには上原ら先発要員も待機させ、必勝態勢を敷く。
「これで3勝3敗。あす、決戦。切り替えて、しっかりと戦う」
原監督は言葉少なに、決意を語った。先に王手をかけたのは巨人。絶対に負けるわけにはいかない。本拠地で、舞う。




プロ野球の日本シリーズ第6戦は8日、再び舞台を東京ドームに移して行われる。敵地の西武ドームで2勝1敗と勝ち越し、対戦成績3勝2敗で6年ぶり21度目の日本一に王手をかけた巨人は、移動日の7日、東京ドームで約1時間、軽めの練習を行った。一方、あとがなくなった西武は帆足や西口ら投手の一部が西武ドームで調整し、ほかの投手や野手は休養をとった。第6戦は午後6時15分にプレーボール。
(日本シリーズ第5戦、西武3−7巨人、巨人3勝2敗、6日、西武ドーム)阿部のバットで王手だ!! 日本シリーズ第5戦は巨人が7−3で逆転勝ちし、6年ぶりの日本一にあと1勝とした。「5番・指名打者(DH)」で先発した阿部慎之助捕手(29)が2度の同点打を放つなど大活躍。七回の逆転劇を生んだ。7日は試合がなく、本拠地・東京ドームに舞台を移して行われる8日の第6戦で一気に決める。
【西武5−0巨人】正真正銘の“おかわり弾”だ!西武の中村剛也内野手(25)が5日の日本シリーズ第4戦で4、6回に2打席連続の初球2ラン。4番の重圧と厳しい内角攻めを克服し、ここ2試合で3発と、本塁打王のバットはもう全開だ。投げても2年目の岸孝之投手(23)が巨人打線を4安打に抑え、シリーズ史上初の毎回奪三振での完封勝利。投打で圧倒した西武が対戦成績を2勝2敗のタイとした。
来春発足するプロ野球の関西独立リーグで、女性投手誕生への期待が高まっている。今月2〜4日に神戸市で行われた入団テストで、右下手投げの神奈川県立川崎北高2年、吉田えり(16)=横浜市都筑区=が最終選考まで残り、元プロの監督たちの視線をくぎ付けにした。合否は16日の関西リーグのドラフト会議で公表される。
(日本シリーズ第3戦、西武4−6巨人、巨人2勝1敗、4日、西武ドーム)不死身のガッツ様!! 巨人は4日、西武ドームで行われた日本シリーズ第3戦で6−4の勝利を飾った。第2戦で左手小指付け根に死球を受けながら強行出場した小笠原道大内野手(35)が、八回にシリーズ1号を放った。六回にはアレックス・ラミレス外野手(34)に2試合連続の本塁打が飛び出し、今季17度目のアベック弾で不敗神話も継続。通算成績を2勝1敗とした。
試合を分けたのは「4番の差」だった。西武の4番中村のバットが打線を分断する。前夜と合わせて8打数無安打。同点の九回二死でも、あえなく空振り三振に倒れた。
【巨人3―2西武】これが4番のお仕事だ――。西武が先勝して迎えた日本シリーズ第2戦は2日、延長突入寸前の9回1死からアレックス・ラミレス外野手(34)が劇的なサヨナラ弾。味方打線がシリーズ新となる4死球を受けた怒りをバットにぶつけて、対戦成績を1勝1敗と五分に戻した。サヨナラ試合はシリーズ史上32度目で、サヨナラ本塁打は03年の阪神・金本以来13本目。第3戦は4日、西武ドームに決戦の場を移して行われる。
日本シリーズは一球たりともおろそかにできない緊迫感漂う大舞台。幾多の修羅場をくぐり抜けてきた巨人のエース・上原は百も承知だっただろう。だが、二つの致命的なミスをしてしまった。