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古今東西の歴史もの、経済ネタ、健康ネタ、人生訓、ビジネス書、語学学習ものなどを気ままにご紹介します。 ベストセラーや話題の新刊というよりは、いつ読んでも役に立つ本、時流に関係なく面白く読める本をマイペースで取り上げられたらいいと思います。
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2010年07月22日
信長(MFコミックス) 怒涛の巻
この「信長」は全8巻なのですが、どの巻もとても感動的なエピソードにあふれ、何度読んでも飽きません。といっても全巻ご紹介というわけにもいきませんので、今回は第6巻から、「敗走・武田勝頼の章」を取り上げておしまいにしたいと思います。
 勝頼と言えば信長との戦クライマックスはやはり長篠の戦いでしょう。この戦いは武田が騎馬軍団の力を過信し、鉄砲を軽視したがために信長の足軽鉄砲隊に打ち破られた戦いとしてよく知られています。実際に武田方の負けっぷりはほんとうにひどかったようで、武田方の死者1万2千、負傷者4千、行方不明者2千。山県昌景をはじめ名だたる武将がこの戦いで討ち死にし、武田の勢いが急速に傾いていったきっかけとなりました。
 しかし勝頼はほんとうにこんな無茶な戦いを仕掛けたのでしょうか。ストーリーでは本日にいる彼は現場の状況がわからず、家臣の忠告にもかかわらず、討ち死にの報告が来るたびに意地になって次々に騎馬隊を突撃させ、かえって損失を大きくしたことになっています。しかし勝頼は戦上手だったという話もあり、実際のところ戦での勝率は非常に高かったようです。私は基本的には自己への過信が失敗の原因だとしても、ここでは突撃せざるをえなかったもっと合理的な背景があったのではないかと思いたいのですが、最近「長篠の戦い」というタイトルの新書も出ているようですので、これも読んで研究してみます。
 ところで騎馬隊というと大きな馬を想像しますが、最近発掘されたこの時代の甲州の馬の骨を分析すると、以外に甲州馬は小さな馬(ポニーってことはないでしょうがね)だったんじゃないかという説があるようです。

原作 工藤かずや
作画 池上遼一
メディアファクトリー

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