2012年02月17日
佐藤さんの上海便りが届きました!
私の懇意にしている現在上海で事業をされている佐藤さんから定期的に上海便りを
頂いています。今回は年の初めで彼の上海便りを転載させて頂きます。
最新の上海情報が得られるので重宝にしています。
以下、
新年好!
中国流の新年のご挨拶です。
もう新年は過ぎただろう?
中国では、2月一杯この挨拶が飛び交います。
旧暦の1月15日は、元宵節と云いやはり派手にお祝いします。
今年は、2月6日がそれにあたり、月の出と同時に色々な花火をあげて大騒ぎでした。
もっとも、上海は夕方から雨で月を拝めたのは深夜でした。
そんな元宵節風物と花火好きな中国をご紹介します。
春節の元旦が太陽をおまつりする行事であり、元宵節は初の満月をおまつりする行
事。
小さな白玉が一杯入った甘いスープを家族で食べるという習慣があり、会食中の我々
もそれを頼み食した。
甘過ぎて、一口のみで終わり。
冒頭に書いたように、元宵節も派手に花火をあげる。
爆竹はもちろん、加えて最近は数十・数百連発の打上花火もあげる。
したがって、市街戦さながらに街中とどろきわたる。
連発の打上花火は、まるでロケット砲!
バリバリと打上げ空中でバンバン、ド〜ンド〜ン。
それを広場でするならよいのだが、歩道やマンションの庭やベランダでやるのだから
歩くのにも怖い。
まあ、年数回の大行事だけなら我慢できるが、中国はそれだけではない。
春節の月だというお目出た気分なのか、2月は毎晩のようにどこかで花火をやってい
る。
聞けば、結婚祝い、お店や会社の開業祝いなど。
爆竹や打上花火は、一連数十元から数百元も、中には数千元もする。
一晩に消費する金額は数千元〜数万元!!
上海市の平均賃金が4千元/月ちょいだからその熱意には頭が下がる。
花火好きはお国柄と割り切ればよいが、困るのはその後始末。
当然、花火大会の後はものすごいゴミの山。
春節や元宵節は、国家行事のようなものだから自治体の清掃夫が清掃しトラック何台
ものゴミ処理をしてもよいだろう。
私事の結婚式などは自分たちで清掃すべきだが、掃除しない。
公私のケジメがないという、この感覚が中国最大のネック。
この姿勢を企業内に持込まれたら大変なことになる。
企業内では、お遊びで汚したのではない、仕事で汚れたのだから清掃夫が清掃するの
は当然だという姿勢がある。
自分の職場は自分たちで守るという姿勢は全くない。
しかし、もっと困るのは「これが中国だよ」と諦める日系企業が多いということ。
諦めるのは、経営者にとってはお手軽。
中国のことをよく知らない親会社にも説明がつく。
しかし、そういう会社でも「5S運動」をやっている(ふりをしている?)。
儲かっている立派な日系企業(少数派だが)や大手中国系企業は、その姿勢を改めさ
せて立派に5S運動を成功させている。
そして台湾・シンガポール・韓国などの系列企業も同じ。
1980年代に日本から学んだ「5S運動」などを中国でも実践している。
いくら中国でも、苦労はするものの企業内で「しつけ」教育洗脳はできるものだ。
その苦労を嫌がって、お手軽な「諦めと嘆き」に入っている日系企業に明日は無いの
ではと心配する。
日系企業の多くは、教育予算がない。
あっても僅かで、一月に外部セミナーに数人出したらお終い。
企業内での集合研修はほとんどしてない。
見えない投資はしない、というより出来ない。
親会社の「中国では教育しても直ぐに辞められるから意味がない」という誤解が壁と
なっている。
教育しなければ、教育を欲している優秀な若者に去られ、ますます悪くなる。
残るのは、何処へも行けないアホばかり。
経費節減というと、まず、給料と教育費の削減。
「人を大事にする」という日本企業の特徴が中国では見えないのは何故か?
製品原価の中で、労務費の割合はたいしたことは無いのにどうしてか?
またまた、脱線してすみません。
愚痴るのは年のせいかな?
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<
佐藤忠幸/Sato Tadayuki 佐藤中国経営研究所
E-Mail: tada-sato@mvb.biglobe.ne.jp
SBF.HP::http://www.sbfnet.cn/
HR研究会HP:http://www.sh-hra.cn/
頂いています。今回は年の初めで彼の上海便りを転載させて頂きます。
最新の上海情報が得られるので重宝にしています。
以下、
新年好!
中国流の新年のご挨拶です。
もう新年は過ぎただろう?
中国では、2月一杯この挨拶が飛び交います。
旧暦の1月15日は、元宵節と云いやはり派手にお祝いします。
今年は、2月6日がそれにあたり、月の出と同時に色々な花火をあげて大騒ぎでした。
もっとも、上海は夕方から雨で月を拝めたのは深夜でした。
そんな元宵節風物と花火好きな中国をご紹介します。
春節の元旦が太陽をおまつりする行事であり、元宵節は初の満月をおまつりする行
事。
小さな白玉が一杯入った甘いスープを家族で食べるという習慣があり、会食中の我々
もそれを頼み食した。
甘過ぎて、一口のみで終わり。
冒頭に書いたように、元宵節も派手に花火をあげる。
爆竹はもちろん、加えて最近は数十・数百連発の打上花火もあげる。
したがって、市街戦さながらに街中とどろきわたる。
連発の打上花火は、まるでロケット砲!
バリバリと打上げ空中でバンバン、ド〜ンド〜ン。
それを広場でするならよいのだが、歩道やマンションの庭やベランダでやるのだから
歩くのにも怖い。
まあ、年数回の大行事だけなら我慢できるが、中国はそれだけではない。
春節の月だというお目出た気分なのか、2月は毎晩のようにどこかで花火をやってい
る。
聞けば、結婚祝い、お店や会社の開業祝いなど。
爆竹や打上花火は、一連数十元から数百元も、中には数千元もする。
一晩に消費する金額は数千元〜数万元!!
上海市の平均賃金が4千元/月ちょいだからその熱意には頭が下がる。
花火好きはお国柄と割り切ればよいが、困るのはその後始末。
当然、花火大会の後はものすごいゴミの山。
春節や元宵節は、国家行事のようなものだから自治体の清掃夫が清掃しトラック何台
ものゴミ処理をしてもよいだろう。
私事の結婚式などは自分たちで清掃すべきだが、掃除しない。
公私のケジメがないという、この感覚が中国最大のネック。
この姿勢を企業内に持込まれたら大変なことになる。
企業内では、お遊びで汚したのではない、仕事で汚れたのだから清掃夫が清掃するの
は当然だという姿勢がある。
自分の職場は自分たちで守るという姿勢は全くない。
しかし、もっと困るのは「これが中国だよ」と諦める日系企業が多いということ。
諦めるのは、経営者にとってはお手軽。
中国のことをよく知らない親会社にも説明がつく。
しかし、そういう会社でも「5S運動」をやっている(ふりをしている?)。
儲かっている立派な日系企業(少数派だが)や大手中国系企業は、その姿勢を改めさ
せて立派に5S運動を成功させている。
そして台湾・シンガポール・韓国などの系列企業も同じ。
1980年代に日本から学んだ「5S運動」などを中国でも実践している。
いくら中国でも、苦労はするものの企業内で「しつけ」教育洗脳はできるものだ。
その苦労を嫌がって、お手軽な「諦めと嘆き」に入っている日系企業に明日は無いの
ではと心配する。
日系企業の多くは、教育予算がない。
あっても僅かで、一月に外部セミナーに数人出したらお終い。
企業内での集合研修はほとんどしてない。
見えない投資はしない、というより出来ない。
親会社の「中国では教育しても直ぐに辞められるから意味がない」という誤解が壁と
なっている。
教育しなければ、教育を欲している優秀な若者に去られ、ますます悪くなる。
残るのは、何処へも行けないアホばかり。
経費節減というと、まず、給料と教育費の削減。
「人を大事にする」という日本企業の特徴が中国では見えないのは何故か?
製品原価の中で、労務費の割合はたいしたことは無いのにどうしてか?
またまた、脱線してすみません。
愚痴るのは年のせいかな?
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佐藤忠幸/Sato Tadayuki 佐藤中国経営研究所
E-Mail: tada-sato@mvb.biglobe.ne.jp
SBF.HP::http://www.sbfnet.cn/
HR研究会HP:http://www.sh-hra.cn/










