その日はいつものように会社を定時で退勤
夕刻、仕事終わりの車たちの渋滞
小雨降る中をワイパーたちが静かに働いている
私はFMラジオでリスナー投稿のおもろい話を聞きながら
ヘラヘラと笑い車たちの塊のなかをのんびりとついてゆく
信号のない交差点手前で停車
サイドブレーキをひき、伸びをした瞬間
愛車サンバーが前方にズッズッと動いた
えっ!何!と一瞬考える暇もなくまたズッズッ・・・
バックミラーをのぞくがフルスモークなので確認は出来ない
運転席のドアをあけ後方を確認
白いアコードワゴンがブチュとキスをしてくれてます
しかしアコードワゴンのドライバーは降りてくるようすはない
私はハザードを点滅させて雨のなか車を降りそいつに近づく
なんとそいつは車中でチューをしているではないか!
じゃまをして悪いとも思わず運転席の窓をコンコンとノック
ビクッ!とそいつは驚いたようにこちらを振りかえり
車を発進させようとするが私の車にあたっているため前には進めず
窓を開けさせ今の状況を問いただすと
何のことですか?当たりましたか?ととぼける
それはそうだよな、キスに夢中で気づくわけないか
とりあえず車から引きずり降ろし現状を確認させるために
左に寄せるように指示をし私も自分の車に乗り込み左によせる
するとどういうことか!アコードは走り去るではないか!?
キレました、本気でキレました!!
他車を一台挟んで追跡、街中の渋滞はのろのろだ、にげられはしない
すると奴はスーパーの駐車場に入った
止まるのか?いや止まらないスピードを上げる
素通りして出口から川沿いの細い道を逃亡する気だ
しかしその前には買い物帰りの自転車が傘をさして
のろのろと道の真ん中を独占してくれている
ラッキーは正義に味方をしてくれる時もある
奴は右折して橋をわたり運送会社の車庫前でとまった
私は奴の動きを警戒しながら車中で様子を覗う
降りてきた、奴とその彼女らしき女性が助手席から・・・
私も頭に血が上った様子を隠すため煙草に火をつけ車から降りる
奴は一言もなくこちらを見ているだけだ、何だこの男は・・・
見た目は20代半ば、建設業的ないでたち
一方、彼女は50代だろうかスナックのママ的な印象をうける
少しして奴は口を開いた『傷、ついてますか?』
ああ、傷ついているよ・・・ 車も俺の心も・・・
と、思いながらへこんだ鉄製のバンパーを奴に確認させる
左右にまっすぐ一本の筋状に凹んでいる
サンバーはリアエンジンのためバンパーがエンジンフードを兼ねている
念のために開閉できるかもチェックする・・・ 大丈夫なようだ、さすがサンバー!
奴は言った『いくら払えばいいですか?なおせばいいんでしょう?』
何だ!それは何だ!一言、すいませんでしたと謝ることも出来ないのか?
とぼける・・・ 逃げる・・・ そしてこれだ・・・
あきれて言葉もなくなりますよ、ほんとに・・・ どうなってるんだ!! 日本の若者は・・・
ゆとり教育の影響か・・・
皆さんはどうでしょう?家族やペット、自動車・バイクなど色々と大切にしている
思いがつまっている人や動物や物・・・ お金に代えられないこと
あると思います。
私は愛車を家族と思っています。なぜなら父親の遺品ですから・・・
どうでしょう?『いくら払えばいいですか?なおせばいいんでしょう?』
などと言われたら・・・
奴は携帯電話を手にしているので、とりあえず警察を呼ぶように奴にいうと
彼女らしき女性が言う『それは出来ません』 ナンデヤネン?
事故を起こした者が連絡するのが筋ってもんでしょう?
その歳でもわからないのか?
もうホントにやだ!!
『電話出来ないならそこで土下座しろ』と水たまりを指差し言うと
なんと、するではないか!!!!!!!!!
情けない・・・悔しい・・・こんな人に関わってしまって・・・
『いいよ!もう・・・ 立ちなよ、お姉さんも』
その女性は言った 『いいえ、母です』
もーーーーー 訳わからん
スバル サンバー TV1 / アルミホイール(RSワタナベ RS-8 ゴールド×シルバー)
自分で修理できる所は自分で解決したいよね。出来ればスナップオンを使ってさー
自動車保険はどうなの?

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