| 2007年09月24日 | Posted by takeshibao at 23:30 | 映画 | この記事のURL | コメント(3) | トラックバック(0) |
赤いアモ−レ
24日(月) は映画『赤いアモ−レ(NON TI MUOVERE)』(2004 伊) を観ました。
医者の仕事,裕福な家,美しい妻エルサ(クラウディア・ジェリーニ)との満ち足りた生活のなか,どこか孤独を感じていたティモーテオ(セルジオ・カステリット)は,暑い夏の日,場末のカフェで出会った女,イタリア(ペネロペ・クルス:花咲ける騎士道・サハラ)を衝動的に抱いた。
その日からふたりは,お互いの存在に安らぎを感じ,情事を重ねるようになる。
やがてイタリアは妊娠するが,同じ頃エルサも妊娠し,失望したイタリアは闇堕胎してしまう。
娘が誕生しても,心にわだかまりが残るティモーテオ。
しかし,彼が本当の愛に気付いた時,イタリアにはすでに死が迫っていた。
本作は,イタリア文学界の最高峰ストレーガ賞を受賞し,ヨーロッパ各地でベストセラーとなった小説「動かないで」を映画化した作品。
著者マルガレート・マッツアンティーニの夫,セルジオ・カステリットが監督・主演を務めている。
富も名誉も美しい妻も手に入れた男が,衝動的に抱いた貧しい女にどうしようもなく惹かれていく,悲しい愛のドラマです。
社会の底辺で生きる女,イタリアを演じるペネロペ・クルスは,可憐で愛らしい容貌から,浅黒い肌にすきっ歯,クマのように見える濃いアイライン,色の抜けた髪の毛の痛々しい姿に変貌し,しかしその内面で,無条件に男を愛しぬく,純粋で強い「女」の一面を表している。
愛に溺れていくふたりの関係は決して美しいものとは言えないが,本当の愛を知り,痛みや悲しみを知ることの感慨はひしひしと伝わってくる。
★★★★☆
:::赤いアモ−レ オフィシャルサイト:::


