| 2008年11月16日 | Posted by joker1960 at 12:19 | スポーツ | この記事のURL | コメント(8) | トラックバック(47) |
伊達16年ぶりV 38歳の挑戦加速 全日本選手権テニス
12年のブランクはあったが、元世界4位の勝負勘は衰えていなかった。38歳のクルム伊達は「全日本は誰もが欲しい。(瀬間は)決勝で緊張するはず」と心理を見透かしていた。序盤から積極的に勝負を仕掛けた。速い展開に、リズムがつかめない瀬間に対して角度のあるクロス、ネットプレーで次々と決める。わずか1時間8分の快勝劇。「決勝に残れると想像していなかった。優勝するとも思っていなかった」と笑顔を振りまいた。
引退当時、「再びテニスをするとは0・00001%も考えていなかった」という。しかし、夫のカーレーサー、ミハエル・クルム氏に背中を押された。最後は「自分の気持ちがあって、(プレーを)見たい人がいる。ほかに何がいるんだい」という言葉が決め手になった。
今大会、心の支えになった人がもう1人いる。41歳で優勝した宮城黎子さんだ。今年6月、86歳で亡くなったが、伊達がプロになる前から声をかけてくれた「大好きな先輩」だ。「40歳を超えても優勝した黎子さんから大きなパワーをもらった」と感謝する。
試合後はクルム氏と抱き合ってキス。ダブルスでも決勝に進んだが、目は世界へ向いている。来年1月には四大大会の全豪オープンに向け、予選会に出場することを明かした。「チャレンジしたい気持ちが大きくなった」。38歳の女王の挑戦は続く。




