2008年09月22日
「幻」のジャコビニ彗星、111年ぶり
.
再発見

2008年9月22日12時44分
111年ぶりに再発見されたジャコビニ彗星=10日午後10時44分、板垣公一さん提供
19世紀末に観測されたのを最後に行方不明になっていた「幻の彗星(すいせい)」を、超新星発見の国内最多記録を持つ山形市の板垣公一さん(60)と、札幌市の金田宏さん(54)の2人のアマチュア天文家が111年ぶりに再発見した。
この彗星はジャコビニ彗星と呼ばれる。今月10日夜、金田さんがつくった彗星探索用のソフトウエアを使い板垣さんが観測していたところ、天頂に近いわし座とみずがめ座の境界付近で、かすかに尾を持つ明るさの13等級の天体を発見し、報告。軌道を解析した結果、1896年に出現したジャコビニ彗星と国際天文学連合が確かめた。
国立天文台によると、ジャコビニ彗星は6.7年ほどの短周期で太陽に近づく彗星で1897年1月を最後に観測されず、行方不明になっていた。
